読書は「アウトプット」が99%を読んだ
著者プロフィール
- 藤井 孝一
- 経営コンサルタント
- 会社をやめずに企業する「週末起業」の名付けを提唱された方(知らんかった)
- 実際に週末起業をしながら、起業された
- 色んな方のコンサルを行う
はじめに
- 読書はアウトプットして初めて自分のものになる
- このアウトプットの仕方によって、内容が10倍にも20倍にも価値のあるものに出来る
- 私のように、読んだ本の内容をすぐ忘れたり、同じ本を何度も読んでしまう私にピッタリな本
読書は自分の状況に合わせて読む
- 本の中で、大前研一さんの「企業参謀」を読まれた時に、参謀が行う仕事として「中期経営計画」を立てること。という記述があるらしい。
- 一見すると、企業の経営層向けの本に見えるが、著者はこの中に出てくる「中期経営計画」を下記のように自分毎にして読み進めたらしい
- 企業における中期経営計画とは、ヒト・モノ・カネをいかに効率よく配分するか。これを個人に当てはめると下記のようになる
- ヒト => 家族・知人・人脈
- モノ => 持ち家や車等の資産
- カネ => 給料や貯金
- この考え方を元にして、3年後の自分や、家族等周りの状況を考え、その状況に至るにはどうしたらよいかを考える
- 3年後に長男を大学に通わせる為には、各資源をどう配分し、実行に移すか。等。
- これは新鮮。私も新婚旅行等、夫婦生活に当てはめて考えてみよう。
アウトプットを通して「要約力」「俯瞰力」を身につける
- 本を読み、その内容を「要約」することを続けていくことで、あらゆる事を要約する力がついてくる
- これが出来ると、「ようはこういう事ですね」などと話をうまくまとめる力もついてくる
- 本には書いてなかったが、個人的には、このように読書をする中、「この章末にはこのようなまとめが書かれるだろうな」という予想をしながら読み進めるのも良い手段かと思った
- また、このアウトプットを通じて、物事を俯瞰する力もついてくれば、目の前の事に追われる事なく、常に目の前の事象の意味を理解出来るようになる
アウトプットの方法
- このようにブログにアウトプットする
- Amazon等に書評をレビューとして書く
- 実際に著書に対して、感想を送ってみる(最近は著者がTwitterなどのSNSをやっていることもあるので、簡単にアプローチ出来る)
- この際には単に「面白かった」「感動した」ではなく、具体的に「何が自分にとって役に立ったか」というような内容があるとGood
- メルマガ
- 実際に著者はメルマガでビジネス書の書評を書いているらしい
Amazonにレビュー書くのは良いなぁ。自分のレビューも評価されるのが良い。 アウトプットに対する成長が感じられるのは大事だと思った。
アウトプットのコツ
アウトプットにはコツがあり、下記3点を意識すると良い書評が書けるとの事
- 何が書いてあったか
- そこから何を学んだか
- それをどう活かしていくのか
これは今後のアウトプットにも影響していきそう。大事にしよう。
読書をルーチン化する
- 著者も、自分の生活にスケジュールを切って、読書する時間を強制的に設けているらしい
- 「レバレッジxxx」シリーズで有名な本田健さんも「レバレッジ時間術」の中で似たような事を言ってた気がする。
- 私の場合は朝と夜の30分が読書の時間
- これを3週間続けると習慣になるらしい。そして3ヶ月くらい続けると、リーディング・ハイという状況になり、読書から感動や興奮を覚え、脳内に刺激を与え、読書ナシでは生きられない生活になるらしい
- 麻薬のようですね
なぜ社長は古典を好むのか
- アメリカであれば「シェークスピア」「ザ・ロスチャイルド」等
- 日本なら「孫子の兵法」や「代表的日本人」等
- 温故知新という言葉があるように、時代は変わっても、物事の原理・本質は変わらない。
- それが古典には書かれており、社長達はこれらの本から、まさに自分毎に置き換えて、学びを得ているらしい
- 私がそのレベルにはまだ到底達していないが、徐々にこのような古典も読んで行きたい
- 印象的だったのは、古典に「先義後利」という言葉があるらしく、これは「義理を先んじて、利を後にする」という意味
- 何事も、義理よりも先に目先の利益に目がくらむと後でうまくいかないという話らしい
- 私のおじいちゃんは、利益がなくても色んな人々に出資したり金貸したりして大成してたなぁ。素晴らしい人だ。
最後にオススメの本
- ビジネススキルイノベーション
- どんな仕事にもファンクション(役割)があり、そこを効率化することで、かならず業務を効率化出来る。的な話
- バビロンの大富豪
- 給料日前に金の事ばかり気にしてしまうようなヒトにオススメとの事
- 2052
- 2052年の話
本当はもっとあったんだけど、自分が気になったのはこのあたり。 早速Amazonでポチった。 そういえば、Amazon、ヤマトじゃなくて日本郵便で来たな。
まとめ
この本に書いてあった事
- 読書はアウトプットしてこそ初めて意味のあるものになる
- 本は自分の状況と異なる内容でも、自分毎に置き換えて読むと必ず得るものはある
- どんな形でもよいから、アウトプットすることで初めて自分の血肉となる
- 読んだだけでは意味ない
- 強制的に読書する環境・スケジュールを組んで、リーディングハイになるまで続ければこっちのもん
この本から学んだ事
※ 本には書いてないが、自分なりに感じたこと多め
- 何よりもアウトプット大事
- アウトプットの形はなんでも良いが、なるべく人の目・耳に入り、評価される方が良い
- アウトプットは綺麗じゃなくて良い
- とにかくインプットだけにしない事が大事
- 本は全て読む必要ない
- 自分に必要そうな部分だけ読む
- 自分毎に置き換えて読むことが大事
- ただ読むだけでなく、今の自分の状況にプラスに出来ないかを考えながら読んで見る
- 古典から学ぶ事は多い
この本をどう活用するか
- 一旦はアウトプットの場としてこのブログを使う
- 本名出さなくて良いならメルマガも出してみる
- まずはメルマガを探す
- Amazonで書評を書いてみる
- 毎日必ず本を読んでる状況を維持し続け、その状況を報告し続ける