【早起き大事】「夜寝る前の30分」 - ブックレビュー
本の構成
本の要約
寝る前30分が大事な理由
朝の30分は夜の2時間に匹敵する とか、 早起きは三文の得 とか良く言います。
ただ、実際には実行出来ない事が多いです。 この本ではその「分かっちゃいるけど出来ない」事を、寝る前の30分にフォーカスして、実践する方法を紹介します。
どうしても夜更かししてしまうワケ
寝る前(例えば夜の21時)、どんな気持ちになるでしょう。
- まだ9時かぁ。寝るにはまだ早いなぁ
- 今からお風呂入れば、ちょっと明日の仕事の準備をしても22時には寝れるな
- Youtubeで動画でもちょっと見てから寝るか
などなど。
これらの思考・行動の奥底には、「時間を有意義に過ごそう」とか「夜の時間は長い」といった潜在意識が潜んでいます。
特に、【夜の時間は長い】という思考は、時間はまだまだあるになり、結局ダラダラと過ごす事につながります。
実際には、上のような事を考えて、ちょっと何かを始めて、気づけば2時3時。という人も少なくはないのでしょうか。
(実際に私も20時くらいに同じ思考から、こんな時間(1:30)に記事を書いてしまっています。
夜は「何かをするための時間」ではなく、「しっかりと寝て、身体と脳を休める為の時間」という事をしっかりと認識することが大事です。
寝る前の30分のコントロールで翌日を制御出来る
夜は感情のコントロールの難しい時間帯です。 あれこれ嫌な事を思い出して後悔したり、過去の恥ずかしい思いを思い起こして中々寝れなくなるという人も多いのでは?
私も、良く夜になると「なんでアイツはあんな事言ったのだろう」「なんでこんな事言ってしまったんだろう」等色々思い返してあまり良い気分にならない事が多いです。
そもそも、人間には「セロトニン」といって、不安を沈めたり、欲望の暴走を抑える等、心と身体のバランスを管理する精神伝達物質が存在してます。
ただ、このセロトニンは、空の明るさに比例し、暗くなると減り始め、分泌されなくなり、その代わりに「メラトニン」という睡眠ホルモンが分泌されるようになります。
つまり、夜はセロトニンが減ってくる為、そもそも日中には抑えられてたような不安等が爆発しやすくなるのです。
(特に夜型だとそのようになりやすいらしいです)
逆に言えば、この時間帯の扱い方さえわかっていれば快適な翌朝を迎えられるというワケです。
どうやって寝る前30分をコントロールするか
- メール・ゲーム・ネット等の刺激を受けるものを見ない/しない
- 瞑想をして心を落ち着かせる
- 考え事をせず、寝ることに集中する
- 眠りに入る前の行動を決めておき、その行動に入る
感想
私は最近夜型になる事が多く、それが原因で朝起きれない事が多発してます。 早起きだったときに比べて、明らかに朝も日中も生産性が落ちている事を実感しているが、なかなか早起きになれないので読んで見ました。
夜、あまり良くない行動しているを分かってはいたが、それがなぜ良くないか。なぜその行動をしてしまうかの腹落ちが出来、何となく早起き出来る気がしてきた。
ここからどう行動するか
- 夜は23時には寝るつもりで行動する
- 夜、22時以降、ネットを断絶
- 今日中にやっとこう。と思ったものに関しては、20時の時点で出来てなければ諦める
- 寝る前に瞑想を導入する